コーノ式ペーパードリップを追求

当サイトではペーパードリップを行うならコーノ式をオススメしております。
コーノ式の一番の特徴は円すい形ドリッパーを使用するということ。何度か書いていますが、コーヒーの抽出に理想的とされるネルドリップに近づけるため、この形状になったいるのです。

基本的なペーパードリップの方法は以前のエントリでも書きました。

今回はコーノ式セミナーで習った方法を追求していきたいと思います。
まず準備として十分な量のお湯と、サーバーを温めておいてからスタートです。

こちらの動画をご覧ください。セミナーの際に社長が自ら淹れていた動画です。ちょっと古い動画ですので、画質はご容赦ください。
ちなみに4人分の抽出を行っています。

最初は中央部に、点滴の様にお湯を落としていきます。下から抽出液が出るまで、ゆっくりとお湯を落とします。
一般的にはもう少しお湯を注いでから、お湯を注がない”蒸らし”の時間を30秒程度取るのですが、コーノ式では連続で点滴の様にお湯を落とします。
お湯を落とす量が非常にゆっくりですので、問題が無いのでしょうね。

点滴の様にお湯を落とすポイントは”脇を締めて“、”左手を添える“のがポイントです。これでポットが安定します。片手で脇を開けたほうがカッコイイのかもしれませんが、ゆっくり注ぐのは困難になります。

序盤からこの表紙の姿勢で淹れてはいけません!
(ちなみにこの雑誌は良い雑誌です。)

また、ポットに入っているお湯の量が多すぎても点滴の様に注ぐことが出来ません。お湯をポットの7割くらいの量にするとゆっくり注ぎやすくなります。

2:15~
下から抽出液が出始めたら、少しスピードアップ。そして中央部から少し外側に、円を描くように落としていきます。

3:15~
ここらへんから点滴状ではなく、糸を引いたようにお湯を注いでいますね。抽出量より若干多めのお湯を、円を描きながら注いでいきます。

3:45~
一度、注ぐのをやめていますが、これはフィルターに茶色の雑味が吸い込まれているのを見せているので、そのまま注いでいって構いません。
但し、フィルターの茶色の部分にお湯を注ぐのは厳禁です。せっかく除いた雑味を下に流してしまうからです。

4:00~
注ぐお湯の量もだいぶ多くなってきています。
細かい泡がキレイに出ていますね。この泡が茶色いうちはまだコーヒーの成分が出ている証拠です。まだまだお湯を注ぎましょう。

4:55~
お湯が空になりました。予め温めておいたお湯を足しています。注ぎやすくするため、ポット内は満タンにしていなかったのですね。
ここからはどんどんお湯を注いでいます。ただ、中心部は避けて、周辺部に注いでいますね。中心部は泡もだいぶ白くなっています。コーヒーの美味しいところは抽出しきっています。なるべく周辺部にお湯をそそいでいきます。繰り返しますが、フィルターにお湯をかけてはいけません。

5:55~
サーバーの抽出量のラインに達したら完了。速やかにドリッパーを外します。今から落ちてくるのは雑味成分です。

6:08~
サーバーの中を軽くかき混ぜます。これは濃度を均一にするためです。軽くサーバーを廻して混ぜてもいいかもしれませんね。

これにて抽出完了です。量はに差があれど基本的な手順は同じです。
抽出に6分の時間がかかっていますが、序盤の点滴状に注ぐ工程で時間がかかっているからだと思います。
繰り返し動画を観て、手順をアタマに叩き込んでおきましょう!

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