ペーパードリップでのコーヒーの淹れ方

今回、私がいつもやっているペーパードリップの淹れ方をフローで説明しようと思います。
ちなみに、この方法がベスト!というわけではないです。細かいところを追求していこうと思えば改良の余地はあると思いますが、いくつかのコーヒー教室で習ったことをベースにした、自分流のスタンダードな淹れ方です。まぁ、コレ以外の淹れ方も試したりはしていますが、今回はスタンダードな淹れ方、ということで。

豆は先日カプリコーンさんで買ってきたタンザニアAAを使用しています。浅中煎り、といったところでしょうか。

使用するタンザニアAA

使用するタンザニアAA

今日は2杯分淹れようと思います。ちなみに1杯分を上手に淹れるのは難しいです。というより不可能ではないでしょうか?私は必ず2杯分~淹れています。
基本は1杯で10g。ですので、20gの豆を使用します。
今回はしっかり計っていますが、計量スプーンでの分量を覚えておけば計る必要はありませんね。

これを2杯使用

これを2杯使用

で、ミルに投入

ミルに投入、中挽きでいきます

ミルに投入、中挽きでいきます

こちらのエントリーでも書いてますが、淹れる直前に豆を挽くのは”基本のキ”ですね。

挽いていると若干飛び散るので、プラスチックで蓋を作りました

挽いていると若干飛び散るので、プラスチックで蓋を作りました

いざ、挽きます。

ぐるぐる回します。2分くらいかかるでしょうか?

ぐるぐる回します。2分くらいかかるでしょうか?

完了です

完了です

ではペーパーフィルターを準備しましょう。我が家ではコーノ式です。
実はコーノ式はギリギリで折ると若干大きめになるのです。少し多めに折り曲げましょう。

扇の方に向かって、少し余らせる感じで折ります

扇の方に向かって、少し余らせる感じで折ります

ドリッパーにセットして粉を投入、トントン叩いて平にします。

しっかりと水平にしましょう

しっかりと水平にしましょう

お湯を準備。お湯を沸かす場合は、挽く前に沸かしておきましょう。
マグにもお湯を注いでおいて、カップを温めておきます。

カップも適温に…

カップも適温に…

沸騰したお湯では熱すぎます。理想は85度から90度と言います。案外ぬるめなのです。
なので、ポットとサーバー間でお湯を移動させ、お湯の温度を下げます。冬場は1回、夏場は3回くらいやるといいかも。ちゃんとした喫茶店では温度計で管理しています。
良い豆を、しっかりとした温度管理の元淹れるのが基本です。
ちなみに我が家では水はブリタというポット型浄水器を使用しています。これはいずれまた紹介しようと思います。

お湯の温度を下げています

お湯の温度を下げています

ここまでで、ようやく下準備が完了です。
いよいよ、抽出作業です。

準備完了

準備完了

1投目は、まず”蒸らし”の工程です。ドリッパーに中央に、お湯を少し注ぎ、30秒ほど待ちます。
この時大きな泡が出来てしまっていると、お湯の温度が高すぎるということです。

蒸らし。新鮮な豆はここで膨らみます

蒸らし。新鮮な豆はここで膨らみます

買ってきたばっかですので、膨らんできました。
焙煎をして時間が経った豆は酸化してしまっているので膨らみません。ここで陥没してしまいます。

さて、2投目。2杯分だと3分くらいを目安に抽出を完了させる感じでお湯を注ぎます。3杯~4杯分だと4分くらいが目安でしょうか。
コーノ式では、中央に点滴のようにお湯を落としていきます。お湯が全体に行き渡るまで注いでいきます。

"の"の字を描くように…

ポタポタと、ゆっくり…

この時、ペーパー部分にお湯を注いではいけません。雑味が下に落ちてしまいます。注意しましょう。

表面にお湯が行き渡ったら2投目完了。抽出液が落ち始めます。

サーバーに抽出液が落ち始めました

サーバーに抽出液が落ち始めました

3投目。抽出液に対して、若干多めのお湯を注ぎます。
3投目からはのの字を描くようにお湯を注いでいきます。

少しお湯を注ぐスピードを上げます

少しお湯を注ぐスピードを上げます

4投目。ここまできたらどんどんお湯を注ぎます。
目盛りまで抽出液が来たら完了。この時ドリッパーには満タン近くお湯がある状態で完了します。
ドリッパーにお湯が残っていない状況では、雑味まで落ちてしまっています。

目盛りまで来たら完了

目盛りまで来たら完了

マグに注いで完了。ゆっくり楽しみましょう。

おいしそうですねぇ

おいしそうですねぇ

※追記:自分で淹れている時間を計ったら、もう少し時間かかっていました。修正しておきます。

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