ハンドドリップでの3つのポイント

ハンドドリップでコーヒーを飲むようになって10年はたっていると思います。そうすると、どうすれば上手に淹れられるか?を聞かれることがたまにあります。
今回は私が個人的に気をつけていることを書いておきます。

結局雑味をいかに落とさず、コーヒーの成分を抽出するか?がポイントです。雑味は以下のパラメータで変化します。

  • 挽き加減
  • お湯の温度
  • 抽出時間

まず、挽き加減ですが、細挽きだと低い温度でも抽出が可能ですが、お湯の温度が熱すぎると雑味が早く出てきてしまいます。なので、中挽きの粉を使用するようにしています。

中挽きです

中挽きです

中挽きでもお湯の温度が高過ぎると、雑味が出てきてしまいます。お湯の温度は割りと軽視されがちなんですよねぇ。私もそうでした。
適温は?というと、前述の通り豆の挽き具合や焙煎度にもよるのですが、90℃くらいがベストだそうです。

コーヒーメーカーで抽出したコーヒーは熱すぎるんですよねぇ。これにもちゃんと理由があって、スーパーで売っているような、劣化して酸化した豆から抽出しようとすると、お湯の温度が低いとコーヒーの成分が溶け出さないそうなのです。熱々のコーヒーが世にあふれているのもその為ではないかと思います。まぁ、熱々のコーヒーが飲みたい時もあるんですがね。

お湯の温度を調整するには、抽出を始める前にポットのお湯をサーバーに移し替え、またポットに戻す。これを繰り返してお湯の温度を下げます。今の暑い季節だと3回は繰り返して温度を下げています。やはり温度計を使って管理するのがベストでしょう。

最後に抽出時間も重要です。時間をかけ過ぎるとエグみまで落としてしまいますし、時間が短いと、コーヒーの成分をを落としきれません。 最初はキッチンタイマーでもスマートフォンでもいいのでしっかり時間を計るようにしましょう。2杯分だと3分、4杯分ですと4分くらいが目安でしょうか?最近は時間を計っていないので、今度ちゃんと計ってみます。

この3点に気をつけていれば、ブレのないコーヒーが楽しめると思います。

※追記:自分で淹れている時間を計ったら、もう少し時間かかっていました。修正しておきます。

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