浅煎り豆でアイスコーヒー
私は先日までの連休期間、自己嫌悪に陥っていました。
常識を疑え
常識を疑うことで、初めでゼロベースで考えることが可能になり、そこから革新的なアイデアが生まれるのです。
私はここ最近、このブログでも紹介してきたようにアイスコーヒーを良く飲んでいます。この暑さ、ホットコーヒーは冷房の効いた部屋でしか飲めませんよね。この季節のメインはアイスコーヒーです。
何度かアイスコーヒーの淹れ方を紹介してきましたが、必ず深煎りの豆を使用するように書いてきました。なぜ深煎りが良いか?アイスコーヒーは苦味のある豆で入れたほうが美味しいからです。私もアイスコーヒーを自分で淹れる手順を教わった時にそう言われました。
数日前にハッと思い当たりました。「俺は酸味のあるコーヒー豆で淹れたアイスコーヒーを飲んだことがあるのか?」、と。飲んだことも無いのに深煎り深煎りと連呼していたのか、と。自己嫌悪です。常識を疑え。私にはそんな事をいう資格はありません。ステレオタイプに惑わされ、自分で試すことすらしなかったのですから。
そして今日、私は浅煎りで、酸味の強い豆を使ってアイスコーヒーを淹れることを決心しました。再び自分を取り戻す為に。そう、これは自分自身との闘いでもあるのです。
長くなりました。本題に入ります。
使用した豆はモカ・マタリ。酸味と甘さのハーモニーが心地良い豆です。
2杯分淹れてみます。氷は2杯分のラインまで敷き詰めました。
豆は20g用意。これで1杯分のコーヒーを抽出します。氷でカサが増えるため、2杯分のラインまで落としたらお終い。
何度か淹れてみて思ったのですが、多めの豆から濃いアイスコーヒーを抽出するので、ホットよりもゆっくりお湯を注いだほうがいい気がします。
大きいマグですので、これで2杯分なのです。
さてお味は…
かなりスッキリした感じになります。元々モカ・マタリは香りが特徴ですが、アイスでもそれは残っています。もちろんホットよりは薄くなりますが。
口に含むと酸味が広がり、後味は本当にスッキリ。無いとは言いませんが、微かな後味という感じです。
まぁ、確かに万人受けはしないかもしれませんね。コーヒーを飲んだという感じがあまりしないですから。
やはり、アイスコーヒーは苦味があったほうがいいような気がしました。