湯温を計ってみました

ペーパードリップに限らず、抽出する際のお湯の温度の重要性は以前のエントリーでも語った通り、コーヒーの味の決めてとなる重要な要素です。

もう一度お湯の重要性を簡単に説明しますと、お湯の温度が高過ぎた場合、過抽出になり雑味まで出てしまいます。反対にお湯の温度が低すぎるとコーヒーの成分を抽出しきれない状態になります。まぁ、一般的にはお湯が熱すぎてエグミが出る、という失敗がほとんどかと思います。

今回は温度計を使って、実際に淹れている際の湯温を確認してみます。

使用したのはコチラの温度計。タニタの料理用温度計です。

TANITAの電子温度計

TANITAの電子温度計

自宅では、やかんで沸かしたお湯を使用していますが、今回はポットのお湯を使用して確認してみました。
ちなみにポットの中は98℃です。

これを、HARIOのコーヒーポットに入れて温度を計測。そうすると…87.8℃

87.8℃

87.8℃

これ、思った以上に温度が下がっていました。まぁ、ポットに入れてから、温度を計るまで2,3分あったかもしれませんが、思った以上に下がっていましたね。
ポット自体が冷えていて、容量が大きいので、注いだお湯が適度に冷めたのだと思います。
こうなると、お湯を冷ます、という工程は必要無くなりますね。

ただし、自宅にある琺瑯製の月兎のポットは小さいのと、やかんで沸かしたお湯を使用しているので、冷ます工程が必要になります。

ということですので、毎回温度を計る必要は無いと思いますが、一度は温度計で計測して、普段どういう手順でコーヒーを淹れるのかを決めるのが重要かと思います。

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