銀座でブラジルコーヒー「カフェーパウリスタ」

前回のエントリーで紹介したカフェ・ド・ランブル。中央通りから一本南の通りにあります。
そしてその中央通りには、これまた老舗の「カフェーパウリスタ」があります。開店はなんと明治44年。そして大正2年に後の文学にも度々登場する瀟洒な3階建ての店舗に改装されました。
その後関東大震災により店舗は瓦解し、一時は銀座からその姿を消すことを余儀なくされます。そして昭和45年、銀座8丁目に現在のカフェーパウリスタが開店したのです。

私も最近知ったのですが、「銀ブラ」という言葉は銀座のカフェーパウリスタで当時5銭のブラジルコーヒーを飲むという意味だそうです。パウリスタのウェブサイトにはしっかりと説明書きが書いてありました。「銀座でぶらぶら」する、と思っていましたねぇ。また、現在の店舗には、ジョンレノンとオノ・ヨーコ夫妻も三日三晩来店されたとか。歴史と伝統を感じさせます。

ワタクシ、銀座でも8丁目まではなかなか行くことがありません。久しぶりに店舗の前までいきます。本日は外観まで。その前にランブルでコーヒー飲んじゃいましたからね。
以前訪れた時は、昭和を感じさせる店舗だったことを覚えております。壁紙なんかもタバコの煙ででしょうか、黄色くなっていたことを覚えています。店舗内も割りと空いていて、拍子抜けした記憶がありました。

で、外観を見て驚きました。あらやだよ、キレイに改装されている・・・

改装された外観。なんと2フロアとなっております。

改装された外観。なんと2フロアとなっております。

調べてみたら去年の8月、ちょうど一年前くらに改装したみたいですね。

輝くパウリスタのロゴ

輝くパウリスタのロゴ

以前は、完全喫煙のお店だったのですが、現在は2Fは禁煙スペースとなっています。また土日祝日は全席禁煙の模様。たしかに以前は見ることの無かった若い女子がコーヒーとスイーツを楽しんでいました。
時代の流れなのでしょう、ジョン・レノン的何かは消えてしまいましたが、新たなパウリスタとして繁盛しております。少し寂しい気持ちもありましたが、無くなってしまっては元も子もありません。こうしてパウリスタスピリットは次世代へと受け継がれて行くのでしょう。

[月~土] 8:30~22:00(L.O)
[日・祝] 12:00~19:30(L.O)

よく新聞広告で見かける「森のコーヒー」はパウリスタのブランドなのです。
無農薬栽培も人気の理由の一つのようですね!

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